【解説】この世で“最も高貴な女性”が、“最もみだらな女”に変わる― 人生すべてを捧げた王妃の恋、それは“愛”だったのか?それとも“罠”だったのか?「シュリ」「八月のクリスマス」のハン・ソッキュが、貪欲に“官能の真髄”へ肉薄する青年貴族ユンソに扮し、これまでにない軽妙洒脱な魅力を披露。ひょんなことから売れっ子作家となり、途端に煙管と色眼鏡でめかしこむユンソは、現代作家にも通じるセレブの気取りをその身にまとう。道理が重んじられる時代をいつの時代も変わらない闊達さで自由奔放に生きるユンソが、愛と友情の狭間で苦悩するクライマックスの決断はハン・ソッキュの面目躍如、その感動的な演技は涙なくして見ることはできない。一方、王の寵愛を一身に受けながら、「欲しいものは必ず手に入れる」とユンソを誘惑する美妃チョンビンに、『僕らのバレエ教室』のキム・ミンジョン。韓国映画界を代表するトップスター、ハン・ソッキュに体当たりでぶつかり、一歩もひけをとらない度胸の良さと、韓服の下に隠された妖艶な官能美を惜しげもなく曝け出した彼女の熱演は、日本でも大きなセンセーションを巻き起こした。